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説明
叙事詩「ラーマーヤナ」に登場する、インドにおける悪魔の一種。名前は「樽」を意味する。アスラ族の一員で、インド中部にあったとされるダンダカの森に住んでいる。山のように巨大な体をしているが頭がなく、胸に目が腹に口がある。また腕が極端に長いという。元々カバンダはガンダルヴァに属す者だったが、インドラの戦ったときにヴァジュラ(金剛杵)で頭を打たれて、頭が体にめり込みこのような姿になったとされる。カバンダは死んだあと再びガンダルヴァとして生まれ変わったという。
参考文献
- 03幻想動物辞典 DICTIONARY OF THE MONSTER
- 著者:草野巧
- 編集:株式会社新紀元社編集部
- 発行者:高松謙二
- 発行所:株式会社新紀元社
- 10シリーズファンタジー百科世界の怪物・神獣辞典
- 著者:キャロル=ローズ
- 発行者:成瀬雅人
- 発行所:株式会社原書房
- 11シリーズファンタジー百科世界の妖精・妖怪辞典
- 著者:キャロル=ローズ
- 発行者:成瀬雅人
- 発行所:株式会社原書房