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説明
中国の伝承に登場する奇妙な種族の一つ。古代の地理書「山海経」の海外北経に記されている。燭陰の住む鍾山の東方にあるという「一目国」に住む人々で、額の中央に目が一つだけついた人の姿をしているという。また「山海経」の大荒北経にも「一目」と呼ばれる人々がおり同じ種族のことだと思われる。この人々はやはり一つの目だけが顔の中央にあり、「威」という姓で黍を食べる人々で少昊の子(子孫)だと記されている。
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関連項目
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参考文献
- 著者:キャロル=ローズ
- 発行者:成瀬雅人
- 発行所:株式会社原書房
35山海経 中国古代の神話世界
- 翻訳:高馬三良
- 発行者:下中直人
- 発行所:株式会社平凡社
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一目人(いちもくじん)
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