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説明
中国の最古の地理書とされる「山海経」の西山経に記されている凶兆となる怪鳥。鹿台(鹿臺)山(現在の山西省晋城市沁水県にある同名の鹿台山のことと思われる)という山に棲む鳥で、雄鶏に似ているが頭部が人面で、自分の名で(つまり「鳧徯」と)鳴くという。この鳥が現われると戦いが起こるとされる。
山海経では他にも顒、瞿如、竦斯、人面鴞、橐{x291ef}、{x2a100}{x2a0d1}といった人面鳥が紹介されている。
画像一覧
鳧徯
「山海經(せんがいきょう)」(不明)より
ページ:v01p039
郭璞(伝)著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : pubric domain
キーワード
参考文献
35山海経 中国古代の神話世界
- 翻訳:高馬三良
- 発行者:下中直人
- 発行所:株式会社平凡社
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鳧徯(ふけい)
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