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説明
インド神話において、ヴィシュヌが瞑想する時に横たわるベッドの役をする竜(大蛇)。アナンタとは「無限」という意味。「シェーシャ(Śeṣa)」とも言われる。千ある頭のうち特に巨大な七つの頭で天蓋を作りヴィシュヌを休ませる。全てのナーガラージャを統べる王であり、終末には地上に出現しあらゆる創造物を破壊する原初の蛇にして最後の蛇。普段はブラフマーの命令により地底界に住み大地を支えているが、アナンタがあくびをすると地震が起こるという。
関連項目
キーワード
参考文献
- 03幻想動物辞典 DICTIONARY OF THE MONSTER
- 著者:草野巧
- 編集:株式会社新紀元社編集部
- 発行者:高松謙二
- 発行所:株式会社新紀元社
- 07ヴィジュアル版世界の神話百科『東洋編』 エジプトからインド、中国まで
- 監修:近藤二郎、中村忠男、前田龍彦
- 著者:レイチェル・ストーム
- 翻訳:山本史郎、山本泰子
- 発行者:成瀬雅人
- 発行所:株式会社原書房
- 10シリーズファンタジー百科世界の怪物・神獣辞典
- 著者:キャロル=ローズ
- 発行者:成瀬雅人
- 発行所:株式会社原書房