"羊身人面神"

"羊身人面神"ようしんじんめんしん

Yáng shēn rén miàn shén

中国最古の地理書とされる「山海経」の西山経の西次三経において言及される山神のこと。崇吾之山をはじめとして長沙之山、不周之山、峚山、鍾山、泰器之山、槐江之山、昆侖之丘、樂遊之山、蠃母之山、玉山、軒轅之丘、積石之山、長留之山、章莪之山、陰山、符惕之山、三危之山、山、天山、泑山、翼望之山に至る二十二山(文中では二十三山だが数が合わないので、昆侖之丘、軒轅之丘を除き諸毗之山、嶽崇之山、恒山を入れた数である可能性がある)の神とされる。羊の身体で頭は人間のものという姿をしている。祀る時は一つの吉玉を埋めることで供物とし、糈(神饌)は稷(きび)・米を用いるべきだという。
※"羊身人面神"は固有名称を持たないための(サイト上の)便宜名です。

画像
"羊身人面神"の画像[1]サムネイル
地域・カテゴリ
キーワード
文献
  • This Page Last Updated: 2021-11-26