"羊身人面神"ようしんじんめんしん
Yáng shēn rén miàn shén
中国最古の地理書とされる「山海経」の西山経の西次三経において言及される山神のこと。崇吾之山をはじめとして長沙之山、不周之山、峚山、鍾山、泰器之山、槐江之山、昆侖之丘、樂遊之山、蠃母之山、玉山、軒轅之丘、積石之山、長留之山、章莪之山、陰山、符惕之山、三危之山、騩山、天山、泑山、翼望之山に至る二十二山(文中では二十三山だが数が合わないので、昆侖之丘、軒轅之丘を除き諸毗之山、嶽崇之山、恒山を入れた数である可能性がある)の神とされる。羊の身体で頭は人間のものという姿をしている。祀る時は一つの吉玉を埋めることで供物とし、糈(神饌)は稷(きび)・米を用いるべきだという。
※"羊身人面神"は固有名称を持たないための(サイト上の)便宜名です。
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神
「山海經(せんがいきょう)」(不明)より
ページ:v01p054
郭璞(伝)著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain其神狀皆羊身人面
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