予母都志許売
よもつしこめ
- 古事記
- 予母都志許売(よもつしこめ)
- 日本書紀、先代旧事本紀
- 泉津日狭女(よもつひさめ)
- 日本書紀
- 泉津醜女(よもつしこめ)
日本記紀神話において、黄泉国(よもつくに)に棲んでいる悪鬼のような存在。「古事記」、「日本書紀」、「先代旧事本紀」などに言及される。名前は「黄泉の国の醜い女」を意味し、死による穢れを人格化したものだと考えられる。「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」が「伊邪那美命(いざなみのみこと)」を追って黄泉国に赴いたとき、伊邪那岐命が伊邪那美命の言った、「私の姿をみてはいけない」という約束を破りその姿を見た結果、「黄泉軍(よもついくさ)」とともに追手として差し向けられた。伊邪那岐命が走りながら髪飾りや櫛を後ろに投げたところ、それらはブドウやタケノコに変わった。予母都志許売がそれを食べている間に、伊邪那岐命は逃げ延び、黄泉国から脱出することができたという。