八野若日女命

八野若日女命

やのわかひめのみこと

「出雲国風土記」に登場する女神。「やぬわかひめのみこと」とも読む。地名由来譚の一つとして神門郡八野郷(現島根県出雲市矢野町付近)の下りに名前がみえる。それに拠れば八野郷は須佐能袁命(→須佐之男命)の御子神である八野若日女命の坐す場所で、大穴持命(→大国主神)が八野若日女命を娶るために「屋(や)」を作ったので八野と呼ばれるようになったという。式内社である「八野神社(やのじんじゃ)」で祀られる。また愛知県丹羽郡扶桑町にある式内社「山那神社(やなじんじゃ)」も八野若日女命を祭神とするが、これは地名からの後世の付合と思われる。

地域・カテゴリ
文献
  • This Page Last Updated: 2016-12-07