ワド
Wadd
アラビア半島南部で、紀元前5世紀~前2世紀にかけて、幾つかの地域で崇拝されていた月の神。名は「愛」ないし「友情」の意。ワドの聖なる動物は蛇とされる。イスラム教の聖典「コーラン」によれば、ワドは異教の神で、カイン(旧約聖書創世記の中で弟を殺して神に追われるアダムとイブの長子)の末裔によって作られた、5つの偶像のうちの1つとされている。
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Wadd
アラビア半島南部で、紀元前5世紀~前2世紀にかけて、幾つかの地域で崇拝されていた月の神。名は「愛」ないし「友情」の意。ワドの聖なる動物は蛇とされる。イスラム教の聖典「コーラン」によれば、ワドは異教の神で、カイン(旧約聖書創世記の中で弟を殺して神に追われるアダムとイブの長子)の末裔によって作られた、5つの偶像のうちの1つとされている。