ウィーウイルメック
Weewilmekq
ネイティブアメリカンの一部族であるミクマク族、またミクマク族が属するアルゴンキン語族に伝わる巨大な水棲の蛇。いわゆるホーンド・サーペントで、鹿のような枝角が生えた蛇、或いは普通の角が生えた蛇、また背骨のあるチョウザメのような蛇だとされる。滝壷や渦巻きの中といった流れの速い場所に棲んでいるとされる。またその角は邪悪な性質を持ち、悪い魔法使いに珍重されるとも言われる。ミクマク族の伝承によれば、あるシャーマンの守護霊であり、同じく蛇の精霊であるキチ・アトハシスを守護霊とするシャーマンと力比べをするため二人はボイデン湖(現メーン州ワシントン郡)で対決したとされる。
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