ヴルコドラグ Vulkodlac スラヴの伝承における狼憑き、ないし狼人間。名前は「狼の毛」を意味する。「ヴコドラク(Vukodlak)」、「ヴルコラク(Vrkolák)」、「ヴォルクン(Volkun)」などの名でも呼ばれる。リトアニアにおいては「ヴィルカタ」と呼ばれる。ただ、ヴルコドラグは特に一回死んだ狼人間のことを指し、死んでなお吸血鬼としてよみがえり、人を襲うたびに狼の姿に変容する凶悪な狼人間である。 地域・カテゴリ 東・中央ヨーロッパ スラヴ神話・伝承 キーワード 獣人・獣頭人身 犬・狼 文献 10 42