ウルス
Urus
中世の動物寓話集に出てくる想像上の生物。大きな牡牛と同じくらいの大きさで、端がノコギリのようにギザギザになった、二本の非常に長く鋭い角を持っている。ウルスは海水を飲むと何故か酩酊状態になり、角を地面に突き刺したり、木を切ろうとして引っかかったりするので、猟師はこれを利用してウルスを捕らえたという。中東に生息するオーロクと呼ばれる牛の古代種の姿が誇張されたものと考えられている。
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