ツィツィミトル

ツィツィミトル

Tzitzimitl

アステカにおいて、天界に住む「始祖母」神。処女神マヤウェルの嫉妬深い庇護者。風の神エヘカトルとマヤウェルが絡まりあって2本の枝になったのを知り、ツィツィミトルは憤りのあまり2つの枝を引き裂いてしまう。その折られた枝はマヤウェルだったのだが、ツィツィミトルはその破片を自分の手下の精霊であるツィツィミメに食べさせてしまった。無傷だったエヘカトルは元の姿(=ケツァルコアトル)に戻り、マヤウェルの骨を集めて畑に埋めるとそれは植物となって成長した。この植物がプルケ(酒)のつくるためのマゲイであった。

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  • This Page Last Updated: 2015-12-18