衝立船戸神 つきたつふなどのかみ 日本記紀神話に見える神。「古事記」には「衝立船戸神」、「日本書紀」には「岐神(ふなとのかみ)」の名で見える。黄泉の国から逃げ帰った伊邪那岐命が、身を清めようと禊をした時に化生した神の一人で、伊邪那岐命が投げ捨てた杖から生まれ出でたとされる。神名の「ふなど」は「来勿所(くなど)」、つまり「来るなとせき止める場所」と解され、境界を守る神とされている。 地域・カテゴリ 日本 記紀神話・神道 文献 18 21 22