虎宮火
とらみやのひ
日本の摂津国(現兵庫県と大阪府の境周辺)に出現したという火の玉。「諸国里人談」や「摂津名所図会」などに紹介されている。この怪火は別府村(現摂津市別府付近)にあった虎の宮という神祠の古跡の森から雨夜に出現し、飛び回った後に片山村(現吹田市片山町)の樹の上に止まるのだという。虎宮火は火縄の火を見せるとたちまち消えるという。
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とらみやのひ
日本の摂津国(現兵庫県と大阪府の境周辺)に出現したという火の玉。「諸国里人談」や「摂津名所図会」などに紹介されている。この怪火は別府村(現摂津市別府付近)にあった虎の宮という神祠の古跡の森から雨夜に出現し、飛び回った後に片山村(現吹田市片山町)の樹の上に止まるのだという。虎宮火は火縄の火を見せるとたちまち消えるという。