土公神 どくじん 陰陽道において暦上の土を司るとされる神。この神が本宮土中にいる期間は土を犯すことは忌むこととされた。家中において土公神は春の三ヶ月は竃、夏の三ヶ月は門、秋の三ヶ月は井戸、冬の三ヶ月は庭にいるといい、この期間各々の場所の改築や改修は避けるべきとされる。陰陽五行説における土を司る神であり、(土で作られる)竃を守護する神とされ、台所の土間の入り口に祀られた。仏教においては本地を普賢菩薩とする。 地域・カテゴリ 日本 日本民俗信仰 文献 64