"鳥身人面神"ちょうしんじんめんしん
Niǎo shēn rén miàn shén
中国最古の地理書とされる「山海経」の中山経の中次八経において言及される山神のこと。荊山(景山、荊山、驕山、女几之山、宜諸之山、綸山、陸䣀之山、光山、岐山、銅山、美山、大堯之山、靈山、龍山、衡山、石山、若山、彘山、玉山、讙山、仁舉之山、師每之山、琴鼓之山の二十三山)の神で、全体としては頭は人間、それ以外は鳥といった姿をしているという。この神を祀るには一羽の雄鶏を用い、祈と瘞(埋める儀式)には一つの藻圭を用い、糈(神饌)には稌(いね)を用いよと記されている。また二十三山のうち長(冢)となるのは驕山であり、その祠には羞(ご馳走)として酒と少牢(羊と豚の供物)を用い、祈と瘞(埋める儀式)をせよ、嬰(儀式の一種)には毛(獣のこと)一つ璧を用いよと記されている。
※"鳥身人面神"は固有名称を持たないための(サイト上の)便宜名です。
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神
「山海經(せんがいきょう)」(不明)より
ページ:v02p065
郭璞(伝)著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain其神狀皆鳥身而人面
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