道返之大神

道返之大神

ちがえしのおおかみ

古事記
塞坐黄泉戸大神(さやりますよみどのおおかみ)
道反大神(ちがえしのおおかみ)
日本書紀
泉守道者(よもつちもりびと)
泉門塞之大神(よみどにふたがりますおおかみ・よみどにさやりますおおかみ)
道返大神(ちかえしのおおかみ)
その他
黄泉道守命(よもつちもりのみこと・よもつみちもりのみこと)
泉守道命(よもつちもりのみこと)
道反之命(ちがえしのみこと)
道反之大神(ちがえしのおおかみ)

古事記」、「日本書紀」に言及される、記紀神話に登場する黄泉の神。「みちかえしのおおかみ」とも読む。「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」が黄泉から逃げ帰ろうとした時に、現世と黄泉を隔てるために黄泉比良坂(よもつひらさか)に置いた千引石(ちびきいし)に与えられた神名。黄泉の穢れが現世に湧き出るのを防ぐ神であり、「塞の神(さえのかみ)」(村境や峠などに置かれる外部からの疫病や悪霊などを防ぐ神)の源流と考えられる。和歌山県新宮市の「阿須賀神社(あすかじんじゃ)」、神奈川県座間市の「栗原神社(くりはらじんじゃ)」、兵庫県神戸市にある式内社「生田神社」の摂社「塞神社(さいじんじゃ)」などで祀られている。

地域・カテゴリ
文献
  • This Page Last Updated: 2026-03-11