すすけ行燈
すすけあんどん
日本の石川県金沢地方に伝わる怪火。「三州奇談」に紹介されたもので、安楽寺から寺町の付近に出現するもので、煤びた(煤のような色の)角行灯(方形の行灯)のような火が五尺から七尺(約1.5〜2m)ほどの空中を漂うというもので、人とすれ違う時には消え、人がいなくなると出現するという。また人によってはこの火が飛び越えるような動きをした場合もあったという。すすけ行燈は年に4、5回ほど出現したという。
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