サヴィトリ
savitṛ
インド神話、ヒンドゥー教における太陽神の一柱。「サビトリ(Sabitṛ)」とも。ヒンドゥー教の聖典「リグ・ヴェーダ」に登場する。名前は「衝撃者」、「鼓舞する者」といった意味を持つ。太陽と、太陽があらゆるものを活動させる力を神格化したもの。水や風を循環させる大気運動を太陽の力として捉えたものであり、万物を刺激鼓舞し、生き物をいるべき場所へ配置するとされる。
黄金に輝く体を持ち、脚が白く体が褐色の輝く馬にこれまた黄金に輝く馬車をひかせて天空を掛けると言う。時に同じく太陽神であるスーリヤと同一視される。
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