サブナク

サブナク

Sabnak

ソロモン王の著と謳われた一連のグリモア(魔術書)、いわゆる「ソロモン文献」の一つである「レメゲトン」の第一部「ゴエティア」に記された、ソロモン王に封印された72柱の魔神の一人(→"ソロモンの霊")。「サブナック(Sabnack)」、「サブナッケ(Sabnacke)」、「サブラク(Sabrac)」、「サルマク(Salmac)」、「サブノック(Sabnock)」などの名前でも呼ばれる。召喚者の前に青白い馬に乗り、獅子の頭をした獰猛な戦士の姿で現れるという。サブナクの負わせた傷は化膿して蛆がたかり、直ることがないとされる。また逆にどんな傷も癒すことができるともされる。他にも何もない場所からあっという間に城砦を築き上げる能力を持っている。コラン・ド・プランシー著「地獄の辞典」では50の軍団を率いる地獄の大侯爵として紹介されている。

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  • This Page Last Updated: 2018-11-25