レブンエカシ

レブンエカシ

アイヌ民族において海に住む化け物の一種。名前は「海の長老」といった意味。北海道の渡島半島にある内浦湾に棲む大きな化け物であり、鯨を八頭は丸呑みできるほどの巨体だという。昔レブンエカシに飲み込まれた二人の漁師がいたが、レブンエカシの体内で焚き火をしたら吐き出されて無事生還できたという。室蘭近海にも「アツゥイコロエカシ(海を占める長老)」という名の大きな赤い化け物がいてこちらは船を飲み込むとされる。

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  • This Page Last Updated: 2015-09-03