応念夜叉

応念夜叉おうねんやしゃ

Hemavata

意味漢訳
応念(おうねん)
応念夜叉(おうねんやしゃ)
応念大将(おうねんたいしょう)
雪山夜叉(せっせんやしゃ)
音写漢訳
醯摩嚩多(けまばた)
醯摩跋陀(けいまばだ)
醯摩嚩多(けいまばた、けまばた)
醯摩婆多夜叉(けいまばたやしゃ)

仏教において「毘沙門天(びしゃもんてん)」の眷属とされる「夜叉(やしゃ)」で、「大毘盧遮那成仏経疏(大日経疏)」(T1796)などに言及される「八大夜叉大将(はちだいやしゃたいしょう)」の一尊。サンスクリット名を「ヘーマヴァタ(Hemavata)」といい、これは「雪山(ヒマラヤ山脈)」や「雪(氷)を持つもの」、あるいは「黄金を持つ者」といった意味だが、漢典では「応念(おうねん)」の名をあてる。これは「別訳雑阿含経」(T0100)などにおいて「雪山夜叉(せっせんやしゃ)」と呼ばれるこの夜叉が、釈迦の知らせ(念)に即座に応じたことからの名称である。

地域・カテゴリ
文献
  • This Page Last Updated: 2026-07-12