於三狐
おさんぎつね
日本の関西や中国地方で知られたに化け狐。尻尾が三つに分かれていたので「於三」と呼ばれた。何にでも用意に化ける事が可能で、特に美しい女に化けて男をたぶらかすのが得意だったとされる。「於三狐」という名称の化け狐は関西や中国に限らず見られるが、特に有名なのは広島県広島市中区の江波山に住んでいたとされる「江波の於三狐」で、船で京詣でに出かけたり伏見に階位をもらいに行ったりとしていたという。
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