意富加牟豆美命

意富加牟豆美命

おおかむずみのみこと

日本記紀神話に見える神。「古事記」に見える神名で桃の邪気を払うとされる力を神格化したものと考えられる。オオカムは「大神」、ミは「実」ないし「霊」の意を考えられる。「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」が黄泉国の住人となってしまった「伊邪那美命(いざなみのみこと)」との約束を破り、伊邪那美命の醜い姿を見て逃げ出した時、伊邪那美命は「黄泉軍(よもついくさ)」や「予母都志許売(よもつしこめ)」を追手として差し向けた。伊邪那岐命が黄泉国と現世の境界にある「黄泉津平坂(よもつひらさか)」まで逃げてきた時、そこに生えていた桃の実を投げたところ、彼らは逃げ帰っていった。この功績をたたえ桃の実に与えられた神名が意富加牟豆美命である。

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  • This Page Last Updated: 2026-01-28