オマン
Oman
ベネズエラ・アマゾンの熱帯雨林部族、ヤノマミ族における創造神。天地、太陽と月、人間をはじめとするすべての動植物、またその他の森羅万象までをも創造したとされる神。原初、大地は二層になっていたが、上層を老化して大部分が欠落したため、三層になった。分離した部分には二人の男がおり、一人がオマンであった。ある日オマンが釣りをしていると一人の女が釣り針にかかった。しかしこの女は性器を持っておらず、「ハチドリの肛門ほどの」穴があるだけだった、そこでオマンはピラニアの歯で女に性器を作った、オマンと女は何人もの子供をもうけ、ヤノマミ族の祖先となったという。また、ヤノマミ族によればヤノマミ族以外の人間は巨大な一羽の鳥が川の霧と泡を使って様々な色に作り上げたものだという。
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