上エジプトにおける禿鷲の姿をした女神で"レーの娘"の一人。「ホルス(Horus)」あるいは「セベク(Sebek)」の配偶神だとされるが、これは恐らく「ハトホル(Hathor)」と強く関連視されたことによる(ハトホルもホルスないしセベクの妻とされる)。翼を大きく広げ、鉤爪で円形の永遠のシンボルをぶら下げて飛んでいる姿で描かれることが多い。また籠の上にとまり上エジプトを象徴する白い冠やアテフ冠を戴くハゲワシの姿でも描かれる。下エジプトのコブラの女神「ウジャト(Vaget)」とともに、現在王役にあるファラオを守護し、また王家の子供を養う女神だと考えられた。