毛民人

毛民人もうみんじん

Máomín-rén

中国最古の地理書とされる「山海経」の海外東経の項に記されている神奇妙な姿の人々。単に「毛民」とも。「毛民国」に住む人々のことで名前の通り全身が毛におおわれた姿をしているという。また大荒北経にも毛民人の説明があり、それによれば「依」を姓とし黍を食べ四鳥を馴らし使うという。また英雄の禹のひ孫の修鞈が綽人を殺したとき、帝が哀れに思ってひそかに作らせた国が毛民国なのだという(つまり毛民人は綽人の子孫となる)。

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  • This Page Last Updated: 2021-05-10