迷い家
まよいが
日本の妖怪、あるいは怪体験の一種。山中で迷った旅人がごく稀にこの家にたどり着くことが出来るという。とても豪華な造りをした家だが中に入っても誰もいない。しかしなぜか食事の支度がされていて、旅人は不審に思いながらもその食事を平らげた。布団も用意されていて、旅人はぐっすり眠ったが、一夜開けてみると家は掻き消えていた。こうやって迷い家は日本の山中をずっとさ迷っているのだという。また迷い家の調度品を一つでも持ち帰ることが出来たなら、その人は幸福になれるという。
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