闇山津見神

闇山津見神

くらやまつみのかみ

日本記紀神話に登場する山神。「古事記」によれば、伊邪那岐命火之迦具土神を斬ったときに火之迦具土神の斬られた陰(ほと)の部分から生まれた神であるが、「日本書紀」の一書に出てくる同じ話の中ではこの神の名前は現れず、斬られて別れた部位として陰部もでてこない。名前の「クラ」は谷間を意味するため、谷山を象徴する神と考えられる。

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  • This Page Last Updated: 2022-03-25