久久紀若室葛根神くくきわかむろつなねのかみ
くくきわかむろつなねのかみ
- 古事記
- 若室葛根(わかむろつなね)
- 古事記、先代旧事本紀
- 久久紀若室葛根神(くくきわかむろつなねのかみ)
- 先代旧事本紀
- 久久記若室葛根神(くくきわかむろつなねのかみ)
- その他
- 久久紀若室葛根命(くくきわかむろつたねのみこと・くくきわかむろつなねのみこと)
「古事記」、「先代旧事本紀」などに言及される、「羽山戸神(はやまとのかみ)」と「大宜都比売(おおげつひめ)」との間に生まれた八柱の御子神のうち、末子とされる神。「クク」は草木の伸びるさま、「キ」は木、「ワカ」は美称、「ムロ」は家屋、「ツナネ」は綱根、つまり材木を結い結び家造りをすることだと解釈される。他の御子神が農耕と関連した神名である中、農耕に関連の無い神名に思われるが、新嘗祭のための新室を象徴する神ではないかと考えられている。岡山県新見市神郷高瀬にある「氷室神社(ひむろじんじゃ)」は久久紀若室葛根神を主祭神とする。また奈良県奈良市法蓮町にある式内社「狭岡神社(さおかじんじゃ)」は羽山戸神の御子神八柱を合わせて祀っている。