クババ
Kubaba
小アジアのカルケミシュ(古代オリエント、ユーフラテス河畔にあった古代都市)の女神。カルケミシュの神話上はたいした役割を与えられていなかったが、やがてヒッタイトの新王国で第一の女神となり、地母神としての性格を持つようになった。鏡、ザクロなどに象徴される。クババの名前とその象徴の幾つかはプリュギアの地母神キュベレに引き継がれた。つまりキュベレを象徴するものにも鏡、ザクロが含まれている。北メソポタミアでは「グババ」と呼ばれていた。
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