コルンヴォルフ
Kornwolf
ドイツの民間信仰における穀物の精霊。「コーンウルフ(Cornwolf)」、「ライ・ドッグ(Rye Dog)」、「ロッゲルフント(Roggerhunds)」などとも呼ばれる。麦の穂が風でさざめくのはコルンヴォルフが麦畑を駆け抜けるからだとされる。畑から出られないコルンヴォルフは、刈り入れの度に最後の穂の一束に閉じ込められてしまう。こうして捕らえられたコルンヴォルフは儀式によって殺されるか、あるいは穂の束ごと保管され春の耕作の時に畑の土に戻される。
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