布波能母遅久奴須奴神

布波能母遅久奴須奴神

ふはのもぢくぬすぬのかみ

古事記」において「須佐之男命(すさのおのみこと)」の子孫の系譜を語る段に登場する男神。「八嶋士奴美神(やしまじぬみのかみ)」と「木花知流比売(このはなのちるひめ)」との間に生まれた子神で、「日河比売(ひかわひめ)」との間に「深淵之水夜礼花神(ふかぶちのみづやれはなのかみ)」を生んだとされる。名義は明らかではないが、「布波」はおそらく地名で「能」は助詞、「母遅」は大己貴命(→大国主神)などにみえる貴い人を指す「貴(むち)」の変化、ないし「持(もち)」、「久奴」は「国主」、「須奴」は「知主」の変化かと考えられる。

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  • This Page Last Updated: 2026-02-01