ブーシュヤンスター Būšyąstā, Bushyasta 「ブシャスタ」とも。イラン、ゾロアスター教における悪魔の一人。とても長い腕をもつ全身が黄色の人間の姿をした女悪魔で、人に眠気に誘い怠け者にしてしまう役目を負っている。日の出とともに人々の枕元に音も無く近寄り、「起きる時間にはまだ早いですよ」とささやくという。これはゾロアスター教では早起きの者は天国に行くことになっているからである。 地域・カテゴリ 西アジア 古代ペルシア・ゾロアスター教 キーワード 睡眠・夢 文献 04 11