ほっとんぼう神
ほっとんぼうがみ
日本の伊豆諸島における民俗神。海からひき上げられた楕円形の石を祀ったもので、各氏神の社に置かれる。ほっとんぼう神は神の姿が石に現れたものだとされ、遥拝所(遠くから神霊を祭る場所)や末社などに置かれる神だとされる。「ほっとんぼう」の語源については明らかになっていないが、柳田国男は「ほうでん」と関係あるのではないかとしている。「ほうでん」とは藁束の一方を開いて建てた簡単な祠のことである。
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ほっとんぼうがみ
日本の伊豆諸島における民俗神。海からひき上げられた楕円形の石を祀ったもので、各氏神の社に置かれる。ほっとんぼう神は神の姿が石に現れたものだとされ、遥拝所(遠くから神霊を祭る場所)や末社などに置かれる神だとされる。「ほっとんぼう」の語源については明らかになっていないが、柳田国男は「ほうでん」と関係あるのではないかとしている。「ほうでん」とは藁束の一方を開いて建てた簡単な祠のことである。