蜚ひ
Fēi
中国最古の地理書とされる「山海経」の東山経に言及されている、凶兆となる生物の一つ。太山という山に棲んでおり、一つ目で白い首、蛇の尾を持つ牛のような獣だという。これが陸を歩けば草が枯れ、水を歩けば水が尽きるという。この獣が現われると天下が大疫病に見舞われるとされる。
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蜚
「山海經(せんがいきょう)」(不明)より
ページ:v02p039
郭璞(伝)著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
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