パイモン
Paimon, Paymon
- 別称
- パイモニア(Paimonia)
- ポイモン(Poymon)
グリモアに登場する悪魔の一。ソロモン王に封印された72柱の魔神の一人(→"ソロモンの霊")。名前は「チリンチリンという音」を意味する。「レメゲトン(ソロモンの小さな鍵)」の第1部「ゴエティア」や「悪魔の偽王国」に拠れば、200の軍勢を率いる地獄の王であり、召喚者の前に輝かしい冠を被りヒトコブラクダに乗った男、あるいは女の姿で現われるという。またパイモンには「ベバル(Bebal)」と「アバラム(Abalam)」(または「ラバル(Labal)」と「アバリム(Abalim)」)と呼ばれる二人の王と、(元)能天使(パワー)の25の軍団が付き従っているとされる。すべての芸術と科学、秘密の事柄などあらゆる知識を持ち、大地とは何か、水中に隠されたもの、風とは何か、などの答えまで知っているという。パイモンは「ルシファー(Lucifer)」に非常に従順であるとされる。堕天する前は主天使(ドミニオン)だったとされる。「地獄の辞典」では男を「バイェモン(Bayemon)」、女をパイモンと異なる項目で紹介している。
「精霊の書」では「ポイモン(Poimon)」の名で記され、召喚者に尊厳や大きな特権を与え、召喚者への敵意をすべて慈悲へと変換させることができるという。「ホノリウス教皇の魔術書」や「オカルト哲学」に拠れば西方の領域を支配する極めて強力なる王であるという。
- 画像
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![パイモンの画像[1]](/img/space.png)
パイモン(Paymon)
1863
コラン・ド・プランシー(Collin de Plancy)著
「地獄の辞典(Dictionnaire infernal)」より
フランス国立図書館(Bibliothèque nationale de France)蔵
Copyright : public domain
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![パイモンの画像[2]](/img/space.png)
パイモンものとされる2種類のシジル(紋章)
「The lesser key of Solomon, Goetia : the book of evil spirits」より
大英博物館(British Museum)蔵
Copyright : pubric domain
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![パイモンの画像[3]](/img/space.png)
バイェモン(Bayemon)
1863
コラン・ド・プランシー(Collin de Plancy)著
「地獄の辞典(Dictionnaire infernal)」より
フランス国立図書館(Bibliothèque nationale de France)蔵
Copyright : public domain
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