ハインツェルマン
Heinzelmann
ドイツのケルンにおける妖精。複数形は「ハインツェルメンヒェン(Heinzelmanchen)」。パン屋や商店などに居つき、夜には主人の代わりに家業を手伝ってくれる。素晴らしい腕を持っており、ハインツェルマンの居る店は弟子を取らなくてもいいほどになるという。基本的に緑か赤の帽子に赤の服、赤毛であごひげを生やした小人の姿をしているが、猫やコウモリ、蛇、おんどりなどに化けることもある。姿を見られるのが嫌いで、姿を見ようとしたりするとその家から逃げ二度と寄り付かなくなる。服を与えようとする行為は彼らにとって侮辱に当たる。
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