バルバトス
Barbatos
グリモアに登場する悪魔の一。ソロモン王に封印されたという72柱の魔神の一人(→"ソロモンの霊")。「レメゲトン(ソロモンの小さな鍵)」の第一部「ゴエティア」や「悪魔の偽王国」に拠れば、伯爵ないし公爵で、狩人(射手)の姿であらわれ、4人の王と30の霊の軍勢を率いるという。鳥のさえずりや犬の吠え声といった他の生物の声を理解する力や、隠された財宝を暴く力、過去と未来のすべての事柄を知る力、友や権力者との和解をもたらす力などを持ち、堕天する前は力天使(ヴァーチャー)であり、今も堕天した力天使たちの一部を支配しているとされる。「地獄の辞典」では文献での姿に忠実に人間の男性の狩人の姿で、宙に浮いたラッパが音楽を奏でているさまが描写されている(3つしかないが「4人の王」を表現したものと思われる)。「グラン・グリモア(大奥義書)」では「サタナキア(Satanachia)」の配下とされる。
![バルバトスの画像[1]](/img/space.png)