バロメッツ
Barometz
- 別称
- ジェデゥア(Jeduah)
- シシアン・ラム(The Scythian Lamb)
- チャイニーズ・リコポディウム(Chinese Lycopodium)
- ボラメッツ(Borametz, Boramez)
- リコポディウム(Lycopodium)
中世ヨーロッパの伝説に登場する植物でも動物でもある奇妙な生物。「シシアン・ラム(The Scythian Lamb)」("スキタイの子羊"の意)、「ベジタブル・ラム・オブ・タータリ(Begitable Lamb of Tartary)」("タタールの野菜羊"の意)、などとも呼ばれる。羊を小さくしたような実のなる植物で、この実は骨や肉があり血まで通っていたという。またこの植物は周囲の草を食べて育つと信じられていた。この実はカニのような味で食べることが可能で、さらにバロメッツから取れた毛で布まで織れたという。婉曲が激しいがおそらく毛のある植物、つまり綿や中東に生息するタカワラビ(根茎が毛の固まりに見える)を説明したものではないかと考えられている。
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