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説明
ローマにおける火と鍛冶、炉の神。シチリア島のエトナ山はウゥルカヌスの鍛冶場のある場所とされていた。イタリアのサビニ人に信仰されていたと考えられている。毎年8月23日には、魚や小動物を火の中に投げ入れるウゥルカヌスの祭礼「ウゥルカナリア」があった。共に家庭の炉の神であるマイアとヴェスタに関連があった。ギリシア神話のヘパイトスに相当する。
関連項目
キーワード
参考文献
- 01西洋神名辞典 DICTIONARY OF GODDESSES AND GODS
- 監修:山北篤
- 著者:稲葉義明、桂令夫、他
- 発行者:高松謙二
- 発行所:株式会社新紀元社
- 09ヴィジュアル版世界の神話百科 ギリシア・ローマ/ケルト/北欧
- 著者:アーサー・コットレル
- 翻訳:松村一男/蔵持不三也/米原まり子
- 発行者:成瀬雅人
- 発行所:株式会社原書房