海座頭

うみざとう

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説明

三陸沖の海に出る海坊主の一種。鳥山石燕の「画図百鬼夜行」では手に杖を持ち琵琶を背負った盲目の琵琶法師の姿で描かれている。伝承では巨人だとされており、月の終わり頃にしばしば海の上を歩き回り、海坊主と同じように漁師を驚かしたり、船を転覆させたりすることがあるという。ただ、海座頭が言ったことに素直に答えれば姿を消すといわれている。どう言うわけか海坊主とは出現する時期が異なり、海坊主が現われなくなった頃に出現するとされる。

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参考文献

  • 03
    幻想動物辞典 DICTIONARY OF THE MONSTER
    • 著者:草野巧
    • 編集:株式会社新紀元社編集部
    • 発行者:高松謙二
    • 発行所:株式会社新紀元社
  • 24妖怪事典
    • 著者:村上健司
    • 編集:山本敦
    • 発行者:山本進
    • 発行所:毎日新聞社

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