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説明
インド最古の文献「リグ・ヴェーダ」以来認められる女神。名前は「水を有する者」を意味する。3つの聖なる河川の神格の一つで、また学問、技芸を司る神。ブラフマーの単一生殖によって生み出され、後ブラフマーの妻になったとされている。この女神の用具が言語であったと考えられ、後には言語と同一視された。さらに後代には学問、技芸の神、雄弁と知恵の保護神として高い地位を与えられた。蓮華に座し二臂でヴィーナー(琵琶)を弾く像が一般的だが、多臂の場合もあり、持物もヴィーナーの他に本、数珠、小太鼓、水瓶、花なの場合もある。仏教では弁財天として帰化され信仰されている。
関連項目
キーワード
参考文献
- 07ヴィジュアル版世界の神話百科『東洋編』 エジプトからインド、中国まで
- 監修:近藤二郎、中村忠男、前田龍彦
- 著者:レイチェル・ストーム
- 翻訳:山本史郎、山本泰子
- 発行者:成瀬雅人
- 発行所:株式会社原書房
- 39ヒンドゥーの神々
- 著者:立川武蔵、石黒淳、菱田邦男、島岩
- 発行者:佐伯治
- 発行所:株式会社せりか書房