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説明
日本の民俗信仰における稲作の守護神。「大鳥連祖神(おおとりのむらじおやがみ)」、「穂落大明神(ほおとしだいみょうじん)」とも呼ばれる。また日本書紀に登場する「天日鷲神(あめのひわしのかみ)」と同神ともされる。大鳥がくちばしにくわえた稲穂を落としたことから日本の稲作が始まったとされる伝説に由来するもの。大鳥大明神を祀る神社では毎年11月の酉の日に酉の市が行われるが、現在では他の社寺であっても大鳥大明神を勧請し酉の市を行う場所も多い。酉の市では縁起物として熊手が売られるが、これは鳥の手を模したものとされ福徳をかき集めるとされる。
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参考文献
- 18日本の神様読み解き事典
- 著者:川口謙二
- 編集:川口謙二
- 発行者:芳賀啓
- 発行所:柏書房株式会社