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説明
日本各地で伝承が残っている、上半身が人間で下半身が魚の姿をした想像上の動物。顔だけが人間で他の部分は魚のいわゆる「人面魚」のような姿だとも言われる。「日本書紀」には推古天皇の時代に兵庫県で不可思議な魚がつかまったと言う記述があり、これが人魚の発見された最初の例であるとされている。日本において人魚の肉は三千歳まで生きられる長寿の薬になるとさる。また人魚の油を体に塗ればどんな寒いときでもぽかぽかと暖かいとされる。
中国の最古の地理書とされる「山海経」の北山経にはこれらの人魚とは異なる姿の人魚が描かれている。この人魚は山椒魚のように4つの足が生えた魚で、赤ん坊のような声で鳴き、食べると痴呆症を防ぐことができるのだという
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関連項目
キーワード
参考文献
- 03幻想動物辞典 DICTIONARY OF THE MONSTER
- 著者:草野巧
- 編集:株式会社新紀元社編集部
- 発行者:高松謙二
- 発行所:株式会社新紀元社
- 24妖怪事典
- 著者:村上健司
- 編集:山本敦
- 発行者:山本進
- 発行所:毎日新聞社