ネヘブカウ

Nehebukau

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説明

エジプト神話において数多く存在する冥界に関係する神の一人。セルケトの夫として知られる。元々は冥界に住む怪物であったが、後に死者に食糧を与える冥界における恵みの神ともされた。ある伝承によればネヘブカウは元々人間の姿だったが、巨大蛇アポピスの体の一部を飲み込んだことによって蛇の頭とサソリの尾を持つ姿に変わってしまったのだという。醜い姿を疎まれ冥界の門番にされてしまったネヘブカウだったが、そうして得た彼の毒は逆に蛇やサソリに刺された人間を癒したという。

関連項目

キーワード

参考文献

  • 04
    悪魔辞典 DICTIONARY OF DEMONS AND DEVILS
    • 監修:山北篤、佐藤俊之
    • 著者:桂令夫、佐藤俊之、他
    • 発行者:高松謙二
    • 発行所:株式会社新紀元社
  • 10シリーズファンタジー百科
    世界の怪物・神獣辞典
    • 著者:キャロル=ローズ
    • 発行者:成瀬雅人
    • 発行所:株式会社原書房
  • 30Truth In Fantasy 64
    エジプトの神々
    • 著者:池上正太
    • 発行者:高松譲二
    • 発行所:株式会社新紀元社

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