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説明
旧約聖書に見える巨人に対する種族名。「ネフェリム(Nephelim)」とも呼ばれる。人間の娘たちと堕天使たち、いわゆるグリゴリたちの同衾の結果として生まれた子供たちのこと。天使は元々肉体を持っておらず、そのため子供を持ちえないが、罪を犯すことで(堕落しやすい)肉体を得ることになり、その結果子供を成せるようになる。このようにして生まれた子供らは背丈が3000キュピット(1350m)もある巨人となった。ネフィリムたちの食欲は凄まじく、人間たちの用意した食糧では間に合わず、共食いを始めるありさまだったという。
関連項目
参考文献
- 13天使辞典 (原題:A Dictionary of Angels -including the fallen angels-)
- 著者:Gustav Davidson(グスタフ=デイヴィッドスン)
- 発行者:矢部敬一
- 発行所:株式会社創元社