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説明
中国道教において南斗六星を神格化したもの。道教では運命を司る神として五人の星神、いわゆる五斗星君(東斗・西斗・南斗・北斗)が想定されたが、その中でも死を司る北斗星君と生を司る南斗星君が特に重要視された。中国の説話集「捜神記」には、十九歳で死ぬ運命にあった若者が易者である管輅の助言により北斗星君と南斗星君に肉と酒でもてなし、寿命を書いた本(閻魔帳のようなもの)に書いてあった「十九」の文字に上下入れ替えの記号をつけてもらい、寿命を九十歳まで延ばしてもらった話が載っている。
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参考文献
- 36平凡社ライブラリー 322捜神記
- 著者:干宝
- 翻訳:竹田晃
- 発行者:下中直人
- 発行所:株式会社平凡社
- 37道教の神々
- 著者:窪徳忠
- 発行者:堤たち
- 発行所:平河出版社