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説明
小アジアのカルケミシュ(古代オリエント、ユーフラテス河畔にあった古代都市)の女神。カルケミシュの神話上はたいした役割を与えられていなかったが、やがてヒッタイトの新王国で第一の女神となり、地母神としての性格を持つようになった。鏡、ザクロなどに象徴される。クババの名前とその象徴の幾つかはプリュギアの地母神キュベレに引き継がれた。つまりキュベレを象徴するものにも鏡、ザクロが含まれている。北メソポタミアでは「グババ」と呼ばれていた。
関連項目
参考文献
- 07ヴィジュアル版世界の神話百科『東洋編』 エジプトからインド、中国まで
- 監修:近藤二郎、中村忠男、前田龍彦
- 著者:レイチェル・ストーム
- 翻訳:山本史郎、山本泰子
- 発行者:成瀬雅人
- 発行所:株式会社原書房