石筒之男神

いわつつのおのかみ

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説明

日本記紀神話に登場する石や岩を司る神。「磐筒男命(いわつつおのみこと)」とも呼ばれる。古事記によれば、伊邪那岐命火之迦具土神を斬リ殺した時、岩に飛び散った血から生まれた三柱の神の一柱(残る二柱は石拆神根拆神)。神名だが、筒を「ツチ」の転訛と見れば「岩の霊威を持つ男の神」となるが、筒を「粒(ツブ)」の古語とすれば「岩を粒ほどに破壊する神」、つまり雷を司る神とも考えられる。

関連項目

キーワード

参考文献

  • 18日本の神様読み解き事典
    • 著者:川口謙二
    • 編集:川口謙二
    • 発行者:芳賀啓
    • 発行所:柏書房株式会社
  • 21
    古事記(上)-全三巻-
    • 発行者:野間佐和子
    • 発行所:株式会社講談社

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